時短勤務に悩む人の道標②

目次

まずは自分軸に戻ろう

「そんないきなり会社辞められるわけないじゃない」

「転職失敗して収入下がったら、家族に申し訳ない」

そうですよねー、いきなり辞めた方がいいって言われても辞められないのが普通だと思います。私も結局絶対辞める!といいながら、会社に残り5年以上を無駄にしてしまいました。それはなぜか?結局会社辞めるということが目標になってしまい、その先の姿を描けていなかったからです。もしこれが明確に描けていたら、収入減の不安などはゼロになるわけではないですが、かなり軽減されていたと思います。前回記事のその①でお伝えしたように会社は直ぐには変わりません。なぜならば、人間はお互い理解するのは難しいし、今の会社に残っている人たちは文化を同じくする異民族みたいなものです。そんな人たちがいる社会って変らないですよ。その会社であなたが時短勤務で悩んだことがきっかけとは言え、既にあなたはその会社では異民族なんだと気づくことが大切。

さて、直ぐに会社を辞められないとしても、自分が1年後にはどうなっていたいかは直ぐに考えられますよね。よく言われるHave to (~しなければならない)ではなく、Want to(~したい)で考えるんです。

「みんなが忙しいときに時短勤務だからといって早く帰れないわ」

「時短勤務って時間が短いから楽してって思われるのが嫌だ」

「男性が育児のために早く帰宅すると出世に響くから帰れない」

これって自分軸じゃなくて、周りの理解がない人たちの軸、他人軸ですよ。

人生は他人の物じゃなく、自分の物です。他人軸で生きるのはもうやめよう!

私は辞める直前くらいは以下のことを考えてました。

「人生の大半を過ごす会社で毎日嫌々で時間を費やすのはもう耐えられない」

「自分ことしか考えない上司、同僚とはこれ以上無理だ」

「誰の指示でもなく自分の意思で物事を決めていきたい」

「時間を気にしないで子供たちの保育園の送り迎えをやってあげたい」

「家に早く帰って家族との時間を大事にしたい」

などなど。

ここから私の選択は転職ではなく起業だという結論に至りました、転職でサラリーマン続けても環境はそれほど変わらないと思って。じゃあ、3年以内に起業するためにはどうするのかを逆算して、やるべきことを1年後までに達成すること、2年後までに達成することを書き出して、細かく予定を立てて起業しました。

今、まさに時短勤務で悩んでいるあなたは、まだお子さんが小さい方が多いと思います。子供は直ぐに成長してしまうので今という時間が大切。なので、私のように悠長に3年ではなく、1年もしくは半年後に自分がどうなっていたいかを設定し、そこに到達するには何をすれば良いかを逆算し、詳細スケジュールに落とし込むんです。長年日本の教育で形成されてしまった他人の基準、他人軸ではなく、Want toから来る自分軸に立ち返って自分の人生を考え直してみましょう。

大切なのは自分です

意外と辞めても平気です

自分軸で考えた自分の1年後、半年後の姿をベースに逆算して計画を立ててみると、意外と辞めても大丈夫かもと思えてくるでしょう。人は頭の中で考えているだけだと、ある一定の不安にフォーカスしてしまい、それを解決する手段があることに気づかず不安だけ増大させて、動けなくなることが多々あります。人の脳自体がネガティブに考えるようにできていると何かの本で読んだことあります。自分軸に立った自分の理想像を達成するために、何が必要かを考えて、一つ一つの行動を書き出して、スケジュールで考えてみると、不安が軽減されていくのを感じられ、会社を辞めることへの恐怖が和らぎますよ。

もう他人軸で他人のために生きるのではなく、自分軸で自分のため、家族のために生きていくことを選びましょうよ。経験者ですが、意外と会社辞めてもやっていけるんです。で、そのときに役立つのが自分軸で考えた理想を達成するためにやるべきことをリストです。

まずはWant toから考えてみてください。この会社が嫌!から始まってもよいです。なぜ会社が嫌なのか、それを逆にしたのが自分のやりたいことなのかもしれません。まずはここから始めてみては。

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この記事を書いた人

みちしるべぇのアバター みちしるべぇ 経営コンサルタント

✓経営コンサルタント
✓FX歴は13年
✓趣味:読書、ゲーム、映画鑑賞、旅行大好きなアラ○○○のおじさん

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