引き寄せの法則を科学風に説明
「自分を変えたい」「人生を好転させたい」ってみんな思いますよね、私だけ？私は元々スピリチュアル大好きということもあり、引き寄せの法則に関する本を多数読んで実践しております。まだ、効果はさほど感じていないのですが。。。さて、効果は感じられていないのですが、引き寄せの法則をスピリチュアルな観点だけでなく、科学の分野から検証したものがないかなと探していたら、科学風？の見地から引き寄せの法則を説明する本書が書店で見つかりました。Amazon Kindleバージョンもあります。結構面白くて一気読みできました。
量子力学とは？
物質はすべて素粒子からできている。なんだか難しいですよね、でも本書は結構分かりやすく書いてあります。我々の体は原子でできており？？？、ここで中学・高校の知識を総動員、確かに筆者がいうように、原子には原子核というのがあり、この周りを電子が回っていると教えられた気がしてきました。確か原子核の周りに何か回っているという話は覚えている。この回っている電子が素粒子というこれ以上分解できない物質の最小単位だそうです。そして、この素粒子は実は私たちのうれしい、かなしいなどの感情も素粒子だと説明しています。そして素粒子は17種類に分けられて、大きく分けると物質的な素粒子（体を構成する方）とエネルギー的な素粒子（感情などを構成する方）の二つに分けられるそうです。で、このエネルギー的な素粒子がフォトンと言われるもので、これが引き寄せの法則に係るものだそうです。
私たちは普段からこのフォトンを体から出して生きているそうです。うれしいって思うとうれしいフォトンが、ムカつくって思うとムカつくフォトンが全身にあふれるだそうな。そして、このフォトンは波である周波数を形成するんだそうです。で、電波と同じ様に周波数は物質を通り抜けて伝播するので、ムカつくとかうれしいとかいうフォトンを出していると周りがこの周波数帯を捉えて同じような雰囲気になってしまうのだとか。確かに、不機嫌な職場ってなんかそんな雰囲気だったかも。
ゼロポイントフィールド
ここで出てきましたゼロポイントフィールド。引き寄せの法則や統合ワークなどに知識がある方は聞いたことがあるでしょう。科学風な説明と書いたのは、ゼロポイントフィールドがスピリチュアル系なんではと思ったからなんですよ。アインシュタイン博士もエネルギーの場という言葉でゼロポイントフィールドの存在を肯定しているそうです。ゼロポイントフィールドとは我々を含む宇宙のすべての発生源と言えるものなのだとか。このすべての源であるゼロポイントフィールドはどこにあるのでしょうか。本書ではこのゼロポイントフィールドはどこにでもあるとしてます。統合ワークだとゼロポイントフィールドをイメージするときに、地球の外の宇宙にあるイメージとか言いますが、それはあくまでイメージなので、私たちが素粒子の塊であるとして、その源はどこにでもあるというこの説明は結構腹落ちする説明でした。そして、このフォトンもゼロポイントフィールドから生まれるとしてます。
フォトンで過去、現在、未来を変える！
私たちは意識を向けると物理現象を認識します。意識を向ける、つまり感情、フォトンをぶつけることで確率が1に近づき、物理現象を認識するんだそうです。ここで引き寄せの法則に繋がります。つまり、お金がないと言っていると、お金がないフォトンが出て、ゼロポイントフィールドにぶつかり、お金がないという状態が確率1に近づき実現してしまうということですね。つまり、自分が出すフォトンによって現実が作られるし、これを変えることができるというのが本書の言いたいことだと理解しました。この本の題名になっているパラレルワールドという、今自分がいる別世界のことですが、実際に別世界に行くのではなく、自分の意識、つまり出すフォトンが変わることで過去の認識が変わり、そして当然変わったフォトンにより現実の認識が変わって、現在、未来も変わっていくということです。実際に数々の実例を本書では掲載しております。なるほど、引き寄せの法則をより科学的に説明していて、スピリチュアル要素が強い引き寄せの法則を科学的に説明していて、非常に面白い内容でした。これを読むと、他の引き寄せの法則の本をより理解しやすくなると思いました。因みに引き寄せの法則を実現できていない私ですが、この本でいう、願いが叶っていないのは思いの量、つまりフォトンが足りていないからだとする説をとって、引き続き大金持ちになれるように強いフォトンをだして行きたいと思いました。
