神様に呼ばれた!

埼玉の最強パワースポット、三峯神社をご存じでしょうか?ネットで調べるとパワースポットとして、また厳しい神様なので体が弱っている時にはいかない方が良いと言われたりと、かなり話題の神社です。この神社は、実は私の最も崇敬してやまない神社の1つです。ご縁をいただいたのは10年近く前になります。当時の私は資格試験のためにサラリーマンをしながら(かなり辛い時期でしたが、その話は社畜物語の大分後半に話しますね)猛勉強していたときで、精神的にも肉体的にもかなり弱っていました。もともと霊感がかなり強く、神道と仏教を信じるスピリチュアル好きというのはありましたが、今思い返すとやはり三峯神社のイザナギ、イザナミ様が呼んでくれたんじゃないかって思うようなことが起きました。

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急に三峯神社が気になり始めた

年末の忘年会シーズン、私が勤めていた会社でも強制参加の納会が実施されてました。話したくもない上司が多く出席し、また後輩、部下とも話したい者がいない中で3時間近くを過ごすのは苦痛でした。そんな時にネットでパワースポットを検索している際に、埼玉県ということもあり三峯神社が検索にでてきました。面白い話が大神様(狼の神様ですね)を1年間お借りする習慣があるとネットで書いてあり、うちもコーギー犬を飼っていたのですごく気になりました。大神様は神様に連なる眷属様と言われ、祈禱後にお札をお借りして1年経ったら返却してまた新しいご眷属様の札を拝借してくるんです。ご眷属様のお札は箱に入れて神棚にまつります。それから日本を想像したイザナギ神、イザナミ神が御祭神ということもすごく惹かれました。ただ場所が埼玉県の秩父の山奥でうちから片道3時間かかる場所にあったので、その時は調べることだけで済ませてました。

正月にとうとう呼ばれて参拝

三峯神社の存在は気になりながらも資格の勉強もあり、正月も勉強して過ごしてました。しかし、会社の新年が始まるとやはり会社に痛くない、会社の人と話したくないなどがあって、三峯神社を調べることが多くなった結果、週末に祈祷を受けに行こうと決意しました。その前日に祈祷の時間などの詳細を聞くために三峯神社に電話したところ、男性の方がでました。番号は社務所の番号です。この時の男性の対応がおかしかったので、後程参拝した際に、神主さんが間違え電話じゃないのとおっしゃってましたが、通話履歴からその日に社務所につながったので間違いないです。

「お世話になっております。明日祈祷を受けたいのですが、何時からやられてますか?」

「祈祷を受けるなら朝一番の祈祷を受けられるのが良いでしょう。」

「確かにスピリチュアル的にそうですよね、何時から朝一祈祷ですか?」

「朝6時からなんで朝の5:30には社務所の前でお待ちくださいませ」

「朝5:30までに社務所って、げっ、夜中の2時にはでないとなんですね。仕方ない頑張ろう」と前の日は早く眠れなかったのですが、ゴルフワゴンを飛ばして秩父の山に向かいました。1月9日だったので、秩父は雪が降り始めました。ドノマ―マルタイヤでの運転は若干怖かったですが、ここでカナダでの冬の運転の経験がいきましたね。お尻フリフリしながらゴルフワゴンは山道を登っていきました。他の車はほとんどなく、秩父が田舎なこともあり、グルグル回る狭い山道もスムーズに進めました。ナビが三峯神社まであと少しという時点まで来た時に1つ愕然とするものが現れました。暗闇に大きなダムです。この上を通ることをナビは示しています。ダムの上の道には雪が積もっており、1車線ずつ交互に通行するものでした。途中で雪に埋もれてとまってしまわないか心配しながら運転していきましたが、夜真っ暗なダムは化け物のような感じでかなり怖かったです。そして、それを渡り切ってもまた一難が襲ってきました。雪が降り積もっているのですが、神社まで完全に山道です。これをノーマルタイヤで上に行けるか不安でしたが、ここで行かない選択肢はないので、ダムの道を渡ってから一旦車両を止めたら、再度動く際にアクセル踏みっぱなしでグルグルと回る山道を加速をつけて登っていきました。お尻フリフリでドリフト状態でしたね。更にラジオの曲がクレバさんの「神の領域」

「どうにかなっちまいそう もう今日は勘違い上等、神の領域、神の領域。。。」って絶妙なタイミングでかかってました。

勘違い上等って神様に呼ばれているって思っているだけなのかしらねーと独り言ちてました。

本当に無事でよく来たねって神主さん

さて、苦行を終えてやっとこさ三峯神社の駐車場に着いたけど、5時誰もいないわ。5時半から開けるんだからだれかでてくるはずじゃないのかい?とりあえず駐車場に車を止めました。あたりはもちろん真っ暗で何も見えんです。そのうち駐車場小屋から若めの男性がでてきたので、ここ駐車場ですよねって確認しました。雪に埋もれていたのであんまり見えなかったんですよ。一応そうですがまだ空いてないですよね。車はとめちゃっていいですよ。お代もいらないですというんです。まあ、とりあえず止めて5時半までに社務所に行かねばと思い直しました。夜の神社って結構怖いです。このころの私は霊感バリバリありましたしね。まず、門のところで迎えてくれたので2匹の大神様。夜に見るとこわ!雪が積もっているし。山道になっているので雪を踏みしだいていったのですが、社務所らしき建物が見えてこないので、立ち止まってあたりを見渡したら小さな社がおいてあり、まっくらだから怖いの何のって。youtubeとかやってたら動画とってましたけどね。こっちではないなと思い、戻ったら右手に大きな門があったんです。三峯神社で書いてある門です。ここの先にあるかもって進んだんですけど、雪が積もって道が見えない。やべー、神社内で遭難か!ってかなりびびってきたのですが、昨日電話した社務所に人がいるはずだと思い電話をしました。ぜんぜんコールしても答えなかったのですが、やっと神主さんらしき人が出てくれました。

「あの6時からの祈祷に間に合うように5時半までに社務所にくるように言われたんですけど、社務所どこですか?」

「え?6時からの祈祷はいわゆる社内の祈祷だから外部は受け付けてない、もしくは近くの宿坊の宿泊者の希望者だけなんですけど。まあ、とりあえずかなり寒いから早く社務所に来なさい。社務所は小さな社を右手にまっすぐ進んだ先にあるから。」

へ?6時から祈祷するから早く来いって言われたけど。まあ、とにかく指が凍傷になってしまいそうなほど寒かったので案内の通りに社務所に向かいました。

社務所につくと神主さんがまっていてくれて、温かい甘酒をだしてくれました。

「いやー、こんな時間にしかも雪降りしきる中よくきた、いやーよく無事にきましたね。さあ、甘酒飲んであったまってください。しかし、だれが5時半までこいっていったんだろう。当神社にはそんな案内を出す教育を受けた者はいないんだけどね。」

「えーーー!じゃあ、昨日夕方に話した男性は誰なんだ。。。番号はこの社務所だし。。。神様なのか。」

「面白いこと言うね。でもせっかく来たんだから朝一祈祷受けていけば良いですよ。ご眷属様拝借もでしょう?」

こうして三峯神社との縁ができ、そこから毎年三峯神社の札とご眷属1年拝借は続けてます。お参りすると落ち着くんですが、パワースポットで有名になってから参拝者がかなり多いですね。遠いので、いけない年は郵送でも受け付けてもらえます。神社参拝時にはほかの経験もしているので、それはまた後日。See you soon!

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この記事を書いた人

みちしるべぇのアバター みちしるべぇ 経営コンサルタント

✓経営コンサルタント
✓FX歴は13年
✓趣味:読書、ゲーム、映画鑑賞、旅行大好きなアラ○○○のおじさん

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