１年以上ブログを更新しておらず大変失礼しました。実は大病を患い2023年は１年間治療に費やしてしまいました、、、。しかし、お医者さんのお陰で見事復活を遂げ、現在は仕事を受注するために日々がんばっております！今回は私の病気の経験についてお話ししますね。
突然世の中が２重、３重に見え始めた
2023年１月１日、朝起きて顔を洗いに洗面所に行くと、鏡に映った自分の姿が2重、３重に見えました。目をこすれど回復せず、とは言え正月早々で病院などやっているわけもなく、仕方ないのでその日は寝て過ごしました。１月２日になってもこの症状は良くならなかったのですが、父方の祖父母のお墓参りに全然行っていなかったので、車を運転してお墓参りに行ってきました、しかも高速に乗って（今考えると恐ろしいです。。。）。そして、1月3日症状が改善していなかったので4日から始まる病院に行こうと一旦考えましたが、虫の知らせかご先祖のご加護か、3日に総合病院の救急に行き診察してもらうことになりました。担当医は内科でした。物が2重、3重に見えることを伝えるとそれは眼科の範疇だと主張するのですが、2022年に飛蚊症がひどくなったりしたので、2022年後半から眼科に通い、精密検査もしたのですが、特に問題ないということで年明けに再診という流れになっていたので、これはもう眼科の話ではないと思い、何を思い立ったか脳かもしれないから、MRIを取るようにその担当医に主張しました。最初は眼科ということを担当医は繰り返してましたが、根負けしてCTを取ってくれました（MRIじゃなくてCTだったことは後日知識が増えて分かりました笑）。CTを取ったらその担当医が愕然として、直ぐに紹介状を書くから専門病院に行くようにと言われました。
脳腫瘍だって！
４日に担当医の紹介状を持って近くの大きな総合病院に行きました。紹介状を見せると直ぐに脳神経外科に通されてMRIを緊急で取られました。そして、脳神経外科の担当医に告げられたのは脳腫瘍が脳の中心にあるという衝撃の言葉でした。しかし、そんな状況でもどこか他人事に聞こえ、脳の中心って手術で取れるのかなぁと考えてましたが、その総合病院では対応する設備がないので、グループの専門病院に転院することになりました。総合がんセンターです。病状は脳腫瘍ですが、詳細を説明するとMRIによる脳原発型の悪性リンパ腫ということでした。脳にはリンパがないのにリンパ腫ができるという10万人に１人の病気だそうです（一説によると）。えーーー！意味わからん、どういう確立の病気を引き当てたんだ！って思いましたよ。うちは全くがんの家系ではないから、がんはないだろうって思ってましたが、リンパ腫は突然変異でなるらしく、全く遺伝とは関係ないらしいです。脳の中心なので、抗がん剤治療になりますが、この病気は何種類も種類があるらしく、どの抗がん剤が効くかを調査するため脳みそを取らないとならないそうです。げっ！脳みそ取って大丈夫なのか？って思いましたら、後遺症が出る確率はあるらしく、最初10%とか言っていたのに、直前に20%とか変えてられて不安に駆られましたが、その手術を監修されるお医者様が権威のある人で、「大丈夫、大丈夫、私30年以上脳みその細胞取ることしかやってないから失敗しないので、安心してください！」と大門未知子ばりの言葉を頂き、MRIの画像に基づき脳みそをとってもらいました。
抗がん剤治療でがんを殲滅
私は本当に生涯通じてラッキーの塊です。脳みそを取った後も何の障害も残らず、更に良く効く抗がん剤治療を実施してもらうことでたった１回の投与でがん細胞がなくなったんです。しかし、お医者様曰くとにかく徹底的にがん細胞を殲滅するため抗がん剤治療を７回もやりました。その時の治療では特に髪の毛も抜けず、アレルギー反応も無かったので、若干気持ち悪くなることはあっても幸いそれほど辛いものでもなかったです。その７回の治療後に、更に再発防止のために転院して今度は脳に直接強い抗がん剤を打つ治療をしました。この抗がん剤はホルモン系のものであるらしく、頭はシティーハンターの海坊主張りに髪の毛がなくなりました。。。今は健康な体になりましたが、髪質が変ってしまい、柔らかく、更に天然パーマも強烈になってますが、とにかく元気になれてよかったです。これが１年以上ブログ更新していなかった理由です。
医者頼りでなく自分の判断も重視しましょう！
私は人間ドックを毎年受けており、血液検査、胃カメラ、その他なんの問題もなかったけど、こんな病気になってしまいました。一つ言えるのは、医者がいうことをそのまま信用しない方が良いということです。医者は言われた症状をその場で分析するだけなので、総合的にとらえて考えられる医者はそんなにいないのだと思いました。最近総合的に健康状態を判断する総合医療課みたいな、所謂病状などをあらゆる可能性から分析するチームが注目されておりますが、世の中の病院はまだまだそのレベルに達していないのではないかと考えてます。なので、やはり自分の体を一番よく知っている自分の判断が最終的には大切なのではと実感した事例です。幸い病気が治り、今は健康になってます。この頂いた命を世の中に役立てていけるように今後活動を考えていきたいと思います。ブログも更新していきまーす！
