プー太郎、大氷河期期にどうする? (第1話)

社畜、、、、ネットで調べると会社の言いなりになって長時間労働や低賃金での労働を強いられている労働者を指す造語。社畜になりやすい人の特徴としては、上司のイエスマンになる傾向。企業の文化によっては、部下は上司よりも先に終業してはいけないという暗黙のルールが存在する場合もあり、社畜の人は文化に逆らうことなく長時間労働をしがち。

うーん、平成のサラリーマン代表の私は低賃金じゃなかったこと(残業代は青天井)、生意気に自分の意見を言って上司などに歯向かっていたことを考えると純粋な社畜じゃなかったから、ヤンキー社畜と言えるかも。。。でも働く環境はマジでブラックで親含め、友達からも良く生きてたとお褒めのお言葉をいただく今日この頃であります。時は2000年代に入ったばかりの話です。実話に基づきますが、かなりフィクション化してますが、世間で今さんざん叩かれている50代前半、40代が若かりし頃の労働環境の雰囲気は分かると思います。ではでは第一話はじめまーす。

時は2000年代前半、地方公務員に受かり一度は市役所に務めてたものの、ゴミ拾いとか補助金の説明とか各種ライフに係る手続きとか仕事が地味だったこと、上司がどっかのお偉いさんの子供だったらしく、ろくに仕事できないくせにいばっていたこと、一生懸命やっているのにお客に怒鳴れたりしたので、働くモチベーションが半年でゼロになり退職願いさっさと出してやめちゃいました。その後?プー太郎ですわ、何もやる気なくてウイイレ(ウインニングイレブンの略、当時はPS2)ばっかりうまくて、学生時代からの友達も新人だったから帰りが早く、一緒にウイイレでもり上がってました。そんなこんなで半年プー太郎やってたときに、父が病気で倒れてしまい、お金のために仕事してけれ!って母に泣きつかれたので、致し方なく転職活動開始、、、

時代はちょうど就職大氷河期、寒さの厳しさは半端なく、しかも中途半端に一年立たず辞めたので、世間様は厳しい、厳しい涙。書類選考をとおって、面接受けられた会社は見るからにブラックな先物取引会社、メーカーの営業派遣、大手旅行会社の契約社員、やばいこのままではキャリアがまずい、、、因みに旅行会社は当時旅行代理店と言われてたけど、旅行代理店って言う業種はないらしく、旅行会社!って今の働いていらっしゃる方は言ってました。このままブラックか派遣か、契約社員か、どうしよう!と思いながらも面接では正直ベースの回答ばかり。

「あなたの強みは何ですか?」

「責任が強く、最後まで仕事を全うできます。」

「うーん、責任感は当たり前で、他には?」

「責任感が最重要だと思います。責任感ないやつに仕事任せられないじゃないですか。」

「でも前の仕事半年でやめてますよね、責任感は?」

「仕事はやりきってます。半年では辞めたのは合わない仕事続けることは雇用する方もされる方も何のメリットもないからです。」

「ふーん。」

こんなことが毎回面接で繰り広げられるんですが、どこもかしこも当時募集する職種はブラックなんで受かっちゃうんですよ。ただ、全部お断りしてました。じゃあ、どこに就職したんだってのは第2話以降で。

注 このお話は実体験に基づくフィクションなので団体名、個人名、バックグラウンド情報などは架空のものである旨ご承知くださいませ。

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この記事を書いた人

みちしるべぇのアバター みちしるべぇ 経営コンサルタント

✓経営コンサルタント
✓FX歴は13年
✓趣味:読書、ゲーム、映画鑑賞、旅行大好きなアラ○○○のおじさん

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